前沢ガーデン桜花園
- program:ランドスケープ
- site: 富山県黒部市
- size: 敷地：15,000㎡ 建築：160㎡
- structure: オーク構造設計
- contractor: 第一建設
- status: 2008年4月竣工
富山県黒部市を本拠位置とするYKKの７５周年を記念した庭園の計画。海、山、双方に面する立地を活かし、黒部における象徴的風景を抽象化や借景を通してこの庭園に凝縮する。黒部に自生する７５本のさくらを中心とし、花との距離のとり方や花の見え方に対して多様な視点を提供し、黒部の自然を満喫できるよう、ランドスケープと建築を一体のものとして計画した。S2 Design and Planningに設計・監理協力
遠景
立山の山々と富山湾の中間に位置する恵まれた敷地
花見濠より花見縁側を見る
75本の桜は山と海を結ぶ軸と、花見濠を中心とする放射線の交点に植えられた
花見縁側
盛土下のトンネルを抜けると、法面に沿った縁側状の空間がある
間伐材越しの桜
花見水盤
ステンレスの鏡面の上に張った水面の上に花びらが舞う。
水盤詳細
薄い板の上に、表面張力ぎりぎりの水膜。
山への軸
高い場所へ上ると桜の植えられている幾何学に気づき、その向こうの風景に目が及ぶ。
模型俯瞰
75周年を記念した75本の桜
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